- 一言で言えば、伊万里のまちなかの空き家・空き店舗バンク(情報サイト)です。
リノベーションまちづくりに賛同したお店や仲間たち、また、まちなかをなんとか活性化させようという熱い想いのある人たちと
一心同体でまちづくりをすすめる想いをこめて、この情報サイトを「番館家族(ばんかんぞく)」というネーミングにさせていただきました。
これまで私たちは、約10年間、紆余曲折しながらまちづくりをやってきました。その経緯をカンタンにまとめました。
NPO法人まちづくり伊萬里は、2012年11月に伊万里信用金庫旧本店をリノベーションし「伊萬里まちなか一番館」をオープンさせ、イベントなどソフト事業を主体として集客を図ってきました。
しかしながら、イベントの多くは補助金に頼ったものばかりで、補助金がなくなるとそれも続けられなくなるものが多く、また、イベントをすること自体が目的となり、続けていくイベントに体力と気力を失ってきました。
そのような体質から脱却するために、これまでの活動を反省し、これからは補助金に頼ったイベント主体のボランティア組織から、自分たちで稼いてビジネスとして地域に貢献する組織へ進化したいと思う様になりました。
そこで、伊萬里まちなか一番館開館当初から計画していた、2番館3番館・・・と、まちづくりに想いのある仲間たちと一緒に番館を増やしていくことにしました。
それが、この「番館家族(ばんかんかぞく)」です。
1年や2年でできる話でもありません。 5年、10年、20年と長期的な活動になります。
ある日、カンブリア宮殿を見ていたら、東京R不動産が紹介されていました。
そこに登場していたのが、馬場正尊(ばばまさたか)氏。
面白い遊休不動産をうまくリノベーションしてWEBで紹介して全国展開している会社でした。
すごいビジネスモデルだと思い感心して見ていました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2015/0416/
この馬場氏、うわさで聞いていた伊万里出身の建築家の人だったよな?
調べたら、間違いありませんでした。
「この人を伊万里に呼ぼう!」と言うことになり、佐賀県のお仕事もされていると聞き、知り合いや佐賀県の方を通じ早速アポをとりました。
半年後の平成28年2月に馬場氏をお呼びし、伊萬里まちなか一番館で「リノベーションまちづくりの可能性をさぐる」と題して講演会とワークシヨップを開催しました。(県の補助金を活用・種銭なら補助金を使ってもいいと言い聞かせて活用させていただきました(笑))
商店街、行政、まちづくり関係、建築、不動産関係など約100名の方が参加され会場は満杯。
それをきっかけに、約20名のリノベーションまちづくりプロジェクトチームを結成しました。
講演会の後、まちなかに古民家や元酒屋をリノベーションしてオープンしたカフェやバーがオープンしたので、すかさずそれぞれ伊萬里まちなか二番館と三番館にお願いしたところ、快諾していただきました。その後、リノベーションをテーマに新規オープンしたお店を○番館とすることに。このリノベーションまちづくりが、前述の「番館構想」を推し進める大きな原動力となりました。
また、プロジェクトチームのメンバーの応援をいただき、「空き家お掃除ワークシヨップ&空き家Bar」を開催。リノベーションの動きがさらに出できました。
佐賀県がリノベーションスクールを県内で開催するということになり、平成29年7月に伊万里で開催されることになりました。
(リノベーションスクール@伊万里 平成29年7月14日~16日)
リノベーションスクールとは、遊休不動産を8~10名のユニットを作って、2泊3日でその活用方法を議論し、最終日にその不動産オーナーにプレゼンするというもの。
伊万里の場合は、まちなかの3つの物件を対象に行われました。
(前田家住宅・元馬場書店・元重松酒屋)
連日、フィールドワークや夜遅くまでの事業計画の議論がなされ、最終日には約100名の聴衆の前で熱のこもったプレゼンがなされました。
そのうち2箇所がオーナーの心を動かし、平成30年度には提案したチームが主体となり事業が開始される予定です。このスクールが、リノベーションまちづくりの動きを加速化させることになりました。
「まちなかに店舗を出したいのですが、どこか無いですか?」
伊萬里まちなか一番館には、年に数回ですが、お問い合わせがあります。
「まちなかに店舗を出したいのですが、どこか無いですか?」 というもの。
とても嬉しい問い合わせです。
でも、紹介するところが少ないのです。というか、少なさ過ぎます。
こんなに、空き店舗がいっぱいあるのに・・・です。
なぜか? それは、空き店舗はいっぱいあるのですが、貸してもいいという店舗が少ないのです。
いわゆる「物件」になっていないのです。「空き店舗はあるが物件化していない」 これが、私たちが抱えるまちなかの課題でした。
そこで、私たちは地元の区長さんたちにお願いして、空き家・空き店舗調査を行ってもらい、
貸してもいいと言われる物件を一軒一軒、探しました。
そして、その情報を「番館家族(ばんかんかぞく)」を通して広く発信することで、借りたい方に情報が届き、店が増え空き店舗が減ることを望んでいます。
私たちが目指している「リノベーションのまちづくり」は、逆転の発想で遊休不動産を資産と捉え、点から線へ、線から面へエリアをリノベーションして、まちなかの再生を図るものです。
そして、「欲しいくらしは、僕らで作る!!」を合言葉に、みんなで夢のある素敵な伊万里の街・を作って行きましょう!
今回は、たくさんの皆様の協力を得て、この「まちなか空き家・空き店舗サイト」を立ち上げることが出来ました。
特に、Ring!Ring!Ring!~いまり母の情報ポータルサイト のライターの皆様には、取材から記事担当していただきました。
また、旧伊万里市街地区長会のみなさまには、調査を行っていただきました。
本当にありがとうこざいました。
この場を借りてお礼申し上げます。感謝